家族旅行2

熊野古道の大門坂を登ったその先には那智大社が現れます。
書くとそれだけなんですが、そこまでにはきっつ～い石段が続きます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　でも途中ではお地蔵さんが優しく迎えてくれて、ホット一息。
やっぱり千年も前から旅人を見守ってきたんでしょうか？そうだとしたら凄いことですね。
　　　　　
登り終えたそこには美しい社殿が疲れを吹き飛ばして・・・というわけにはいきませんでした。
清めの水で身体の冷却です（笑）。

この三重の塔のバックに那智大滝を入れた写真が有名なんですが、
有名すぎて撮るの止めました（笑）。

この那智大社の敷地には青岸渡寺も一緒に建造されています。
西国３３ヶ所観音巡りの一番札所なんですが、この巡礼の満願寺は地元岐阜の朝練コースの
谷汲山華厳時なんですよね。
ここ那智から、あの谷汲まで巡礼・・・昔の人は、化け物ですか？！

とかく今回の旅行は歴史の深さもさることながら、当時の人々のタフさに脱帽です。
車で行ったのに、「もういいです」ってくらい遠く感じていました。
高速道路、欲しいのだけれど、そうすると熊野の自然が破壊されるわけで・・・
行くのに大変だからこそ、感慨深いものがあるのかもしれません。
”険しいからこそ、熊野の神は、訪れた全ての人々を受け入れた”
なるほど。